山口県内の駅弁が、4月末で姿を消す・・・
そんなショッキングな記事を山口新聞で読んでいた私。 その時下関に居ました。
さらに、このあと新山口駅で一度列車を降りる予定。
駅弁事業から撤退するという、小郡駅弁当といえば
昨年、SLやまぐち号に乗った時、新山口駅で買っておいて、津和野の食べた ふく寿司。
上の2枚の写真は、その時のものです。
新山口駅・・・
実のところ、何度も乗り降りしているのに、今だに新山口駅という名前に馴染めない私。
駅弁屋さんの名前が、小郡駅弁当というだけで嬉しく感じます。
小郡って、何か響きが良いんですよね!
その時と変わらない「ふく寿司」の包を、もう一度だけ開くことができます!
山陽新幹40週年記念スクラッチカードが添えられていました!
今や、コンビニ、ファーストフード店に押され、縮小傾向の続く駅弁ですが
手軽に、その土地の名物を食べることのできること、
買って後、何らかの理由で時間が経過した時の傷みにくさは駅弁ならではですね!
私が子供の頃、例年正月休みともなると、
市中の飲食店は早々に休みを取っていたので、その期間分の食パンの買い込みと、
広島駅付近は、帰省客のこともあり、比較的店が開いているので、
年始頃、家族で広島駅付近で食事をした、その帰りに、
ちょっとした贅沢として、家族分の駅弁を買い込んで、
その晩の夕食にしいた事は懐かしい思い出。
今ほど食べ物の保存がきかなかった当時は、
傷みにくさにから、遠来の客に提供する食事としても定評があり、
駅弁屋は、結婚式などで出す仕出し弁当としても、重宝していたように思います。
時代とともに、列車の窓は開かなくなり、到達時間の短縮、外食の多様化などで
車販、物販コーナーのある車両も限られるようになってきています。
そんななかでの山口県内唯一の駅弁事業者の撤退。
カードとともに、復刻版!?と思われる、おてふきのパッケージ。
今後、少なくとも数十年間は蒸気機関車を運行できる体制づくりに
着手したばかりのJR西日本。
その、やまぐち号車内で駅弁を食べる・・・という風景は過去のものになってしまうのでしょうか?
販売は30日まで継続するとのこと。